大学在住中に、友人らと「宝物」を切り口に人の価値観を掘り下げる映像作品の制作や、インターンで動画制作を勉強していた鬼木。

内定者課題で、就活用のブランディングムービーを撮影することになり、そこに同期でたまたま同じチームになった木下がジョイン。これを機に、2人の動画制作物語が幕を開けることになる。

 

元々、鬼木が休学中のバックパック旅行で、人の想いを聞いて形にすることの楽しさを知り、友人の勧めで始めた動画制作。「美術のセンスなんて0で、絵もデザインも苦手だった自分でも独学でできる様になったから、きっとできるはず」という思いで、木下を鼓舞した。

 

元々、何かを作り込むことが好きで、当時webサイトのコーディングを勉強していたという木下。

コーディングは、レゴブロックの様なもので、ある程度形が決まっているものを組みわせていく作業。それに対して、動画は、粘土の様なもの。0から自分たちの好きな様に制作できるので、作り込み要素がとても強く、その側面に強い魅力を感じた。

 

これまで、人とのコミュニケーションにおいて悩むことが多かった木下だが、

カメラのレンズを通してなら、相手の、その人なりの想いに触れられることに気がついてから、「相手や自分の気持ちに敏感になれること」も動画制作の原動力になり、次第に動画制作に惹かれていった。

 

「課題のブランドムービーを作り終え、自宅に戻る新幹線の中で、”動画一緒にやろうや。”って言葉を鬼木からかけてもらって。なんかいける気がする…という自信がありました。その場で2.3万する動画編集ソフトを即買い。後に引けない形で動画制作を始めることになったんです(笑)」木下は当時のことを振り返る。

映像作品を作る中で、2人が1番大事にしたいことは、「ホンマの好き」を追い求めること。

組織としての売上げなど、”正解らしい正解”を目指すのではなく、

目の前の、依頼主の想い、動画を観てくれる人の感情の変化を考えながら、目の前の作品作りに一生懸命に没頭していく。

そんな、好き・没頭のサイクルの中で良い作品が生まれ、次の仕事に繋がっていくと信じている。

 

「今まで、何かに追われる様な感覚で生きてきた気がして。学校の成績や、部活動の成績。そんな他人が用意した正解らしい目標の達成に向けて頑張り、評価されてきた人生でした。でも動画を作っている時は、心から楽しい今を懸命に生きていたら、評価される。不思議な感覚だけど、この感覚を持てることが幸せやな〜って感じます。」と木下。

 

今後も、人の想いを掘り起こし、カタチにしていきたいと意気込む2人。

中でも、今後フォーカスしていきたいのは「ブランディング」だ。

 

個人の活動やサービスに、より注目が集まっている現代において、人やモノの可能性を広げるための手段として、ブランディングムービーを制作していきたいと話す。

 

「観た人が、没入感を感じるブランディングムービーを作りたいです。観てもらう、ではなくて、自分から関わりたくなるような。

その過程で、人やモノ、サービスの裏にあるこだわりや想いにふれ、それらに惹かれて買う・行く・食べるの選択をする生活者が溢れる世界にしたいなと思っています。」

鬼木は力強く語った。

 

動画という表現方法との出会い、鬼木と木下の出会い、友人との協働…これまでたくさんの人に導かれてここまでやってこれたと話す2人。

点と点が線になっていく感覚を感じながら、これからも、互いの想いに触れて協働者と共に作品を作り上げていく。

 

人は誰しも「想い」を持っている。この想いを掘り起こし、表現する旅はまだ始まったばかりです。

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